
徳寿寺
天台宗山神山徳寿寺。吉備津彦神社の古代御社図にも書かれている備前吉備津宮の社寺の一つ。寛文6(1666)年、池田光政が強行した寺社整理の対象からはずれ、旧一宮町内に残った唯一の寺院。寺には沙羅の花として親しまれている夏椿の木がある。朝咲いた花が夕方には落ちることから、世の無常の象徴とされ、平家物語の冒頭『沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす』の文は有名。この花に平家滅亡と共に滅んだこの地域の難波一族や処刑された藤原成親などが偲ばれる。
徳寿寺
天台宗山神山徳寿寺。吉備津彦神社の古代御社図にも書かれている備前吉備津宮の社寺の一つ。寛文6(1666)年、池田光政が強行した寺社整理の対象からはずれ、旧一宮町内に残った唯一の寺院。寺には沙羅の花として親しまれている夏椿の木がある。朝咲いた花が夕方には落ちることから、世の無常の象徴とされ、平家物語の冒頭『沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす』の文は有名。この花に平家滅亡と共に滅んだこの地域の難波一族や処刑された藤原成親などが偲ばれる。