
山神二面仏
山神にある二面石仏は、岡山県下では最古のもので平安期の作ともいわれている。三角形の二面に彫られた石仏は、作物の豊作を願う「田の神」「山の神」とする説、旅の守り神の「道祖神」という説、村に悪いものが入らないようにした「塞の神」だという説もある。石仏の前にある石は、この辺りにあった白鳳期の「神力寺」の礎石だと伝えられており、石の上部には円形の造出しが確認できる。 尾上の二面石仏は、花崗岩に浮き彫りされているが風化が進んでいる。
山神二面仏
山神にある二面石仏は、岡山県下では最古のもので平安期の作ともいわれている。三角形の二面に彫られた石仏は、作物の豊作を願う「田の神」「山の神」とする説、旅の守り神の「道祖神」という説、村に悪いものが入らないようにした「塞の神」だという説もある。石仏の前にある石は、この辺りにあった白鳳期の「神力寺」の礎石だと伝えられており、石の上部には円形の造出しが確認できる。 尾上の二面石仏は、花崗岩に浮き彫りされているが風化が進んでいる。